『ラストサマー』シリーズ
なんと3作目があるんですね。知らなかった。すいませんがそちらは未視聴(この2作とはほぼ関連なさそうだし、DVDリリースのみ)。
ジェニファー・ラブ・ヒューイットがバービー人形のような完璧ボディのくせに脱ぎ惜しみする(笑)シリーズとも言えるかも。あ、話は鉤爪殺人鬼に若者がバンバン殺されてく、よくあるパターンですが、一応推理劇(勘違いか)もあります。『スクリーム』 と同時期位に公開されたので(しかも脚本家一緒)、存在感薄いシリーズですが、個人的には好きですね。
ラストに近づくにつれて服が少なくなってく(笑
『ラストサマー』(1997年 アメリカ)
「I know what you did last summer(去年何をしたか知ってるぞ)」…ジュリーに届いた脅迫状。彼女には心当たりがあった。
未来輝く卒業したばかりの4人の若者。独立記念日の夜、浮かれてた彼らは誤って車で男をはねてしまう。将来を考え、男を海に沈める4人。車の持ち主バリーが他の3人を言いくるめる形で、4人はこのことを秘密にすることを誓う。
1年後、ジュリーは大学から故郷へ戻ってくるが、町を離れても後悔に苛まれ、成績も危うい状況。恋仲だったレイとも、あの日以来疎遠に。父親は亡くなっていて、奨学金で大学へ進学したらしいジュリーはいわゆる真面目女子。卒業以来帰ってこなかった娘を母も心配していた。帰郷したその日に上記の手紙が届くんですね~。差出人は誰かわからない。バリーは男をはねた時、車で通りかかったマックスかと思い、彼に殴りかかるが…その後、フロックコートを着た男に殺されかけるバリー。町のクイーンにはなったが、夢見ていた女優にはなれず都落ちしたヘレンの元にもジュリー同様、脅迫状が届いていた。その後も彼らの背後に見え隠れするフロックコートの男。ジュリーたちははねてしまった青年デヴィッド・イーガンの身内の仕業かもしれないと彼の家を訪ねるが…
(以下ネタバレなので反転してね)
じつは犯人はデヴィッドの恋人で自殺したスージーの父、ベン・ウィルスだった。しかもデヴィッドは自殺していて(姉が保険金をもらうために弟の遺書を隠していたというのもスゴイが…)、ジュリーたちが車ではねた男はベンだったのだ。
事件後、デヴィッドのことを気にしてビリー・ブルーという偽名を使って、デヴィッドの姉に近づいてしまったレイ。それをジュリーたちに言えなかったためにあらぬ疑いをもたれ、レイから逃げるジュリー。助けてくれたベンの船に何も知らずにまんまと乗ってしまいます。そこでようやく、この男がスージーの父で、マックスらを殺した鉤爪殺人鬼だと気づく。船の中の冷蔵庫でビリーとヘレンの遺体を見つけてジュリーがキャーキャー叫ぶところはよろしいです。ジュリーの危機に気づき、必死で助けようとするレイもいい男(説明が足りなくて勘違いされるのとか…まぁ朴訥な青年といいましょうか)。ラスト、レイの機転で船のフックに引き上げられ、海に落とされて姿を消したベン。鉤爪を持った右手だけを残して…。抱き合うレイとジュリーですが、殺されかけた理由を警察に尋ねられて…「ない」って。相変わらずだなぁ(苦笑。
隠れデカパイなジュリー
個人的にはサラ・ミシェル・ゲラー演じるヘレンがさんざん逃げまくった末にやられてしまうところを推します。お姉さんがなかなかドアの鍵を開けてくれないところとか…わかっててもハラハラします。
続きを読む今年もよろしくお願いします
なんだかんだ4年目に突入。細々続けてきましたが…マイナーな作品ばっかり紹介してるせいか(しかもぬるいホラーばかりなので)、あまり人気のない当ブログですが、いつも来てくださってる皆様、本当にありがとうございます。
じつは子供がまだ冬休みなんで、ゆっくりパソコンに向かい合えないのであります。来週になったら、書きはじめたいと思ってます。とりあえず昔懐かしの『ラストサマー』を続けて見て、あらためて感想書こうかなと。それかクローネンバーグ様の『戦慄の絆』(これも古っ!)。いろいろ録り溜まってるのはいっぱいあるんですけど、見る暇(隙?)がない状況。世間のお母さんもみんな思っているでしょうが…
早く冬休み終われ!
2016年見た映画BEST10
あくまで私が2016年見た映画のベスト10作品です。普段の記事では特に点数はつけていないので、ある意味オススメ作品になるかな。
第10位
これはシリーズ5作品について書いてます。怖さなら1で、面白さ(話の深さ)では3がオススメかな。
第9位
唐突な展開、はっきりしないラスト…とおよそいい映画とは言えないかもしれませんが、どこか不気味なテイストは好きな人にはオススメです。
第8位
カルト作品として有名。ぜひ見てほしいとは思いますが、ホラー初心者にはオススメできません。モノクロとはいえ、気持ち悪い描写満載だし、展開も支離滅裂だし(悪夢のような)。
第7位
正確にはホラーというよりミステリーなんですけど、某人物(誰なのかはネタバレになるので)の心理たるやホラーでしかありません。
第6位
ひさびさに見たジャーロ。整合性のない話はツッコミ満載なんですけど、夢の描写といい、グルーヴィな音楽といい、楽しめました(日本版ありません、ソーリー)。
第5位
こちらもあらためて見て面白かった作品。犯人の犯行動機といい、かなりセクシャルな内容なので、大人のサスペンス。
続きを読むザ・ドア 交差する世界(2009年 ドイツ)
自分が浮気している間に娘が事故で死んでしまった…不思議なドアから5年前のあの日に戻った主人公は娘を救おうとする。SFなんでしょうけど、展開はサスペンスホラーですよ。
<ストーリー>有名画家のダヴィッドは、妻マヤの留守中に隣人で愛人のジアとの情事を楽しんでいた。ところがその間に、1人娘のレオニーが自宅の庭のプールに落ち、そのまま溺れ死んでしまう。5年後、妻マヤとも別れ、全てを失ったダヴィッドは自殺未遂をするが果たせず、不思議な蝶に導かれるままに怪しいトンネルに入って行く。そして奥のドアをあけると、そこは5年前のレオニーが事故に遭う日であった。ダヴィッドは自宅の庭に駆けつけ、プールに落ちたレオニーを救い出す。レオニーを休ませたダヴィッドがそのまま家にいると、ジアとの情事を終えて帰って来た「5年前のダヴィッド」がダヴィッドを泥棒と勘違いして襲いかかってくる。2人はもみ合いになり、ダヴィッドは誤って「5年前のダヴィッド」を殺してしまう。ダヴィッドは「5年前のダヴィッド」の死体を庭に埋め、この世界のダヴィッドとして生きて行くことにする。改めて人生をやり直すことになったダヴィッドは、かつてのダヴィッドの浮気で険悪な関係にあった妻マヤとの関係を修復し、レオニーともども家族3人で幸せに暮らすようになる。ところがダヴィッドの誕生日パーティの夜、親友のマックスはレオニーの描いた絵から、ダヴィッドが入れ替わったことに気付き、庭に埋められていた「5年間のダヴィッド」の死体を見つけてしまう。マヤに事実を明かすと言うマックスにダヴィッドは秘密にしてくれと頼むが、マックスは聞く耳を持たない。そこに突然隣人のシギーが現れてマックスを殺してしまう。訳が分からずに取り乱すダヴィッドは、シギーに言われるままにマックスの死体を森の奥に埋める。この事態にダヴィッドはマヤとレオニーを連れて5年後の世界に逃げようとするが、シギーに妨害される…(Wikiより引用)
この変な隣人シギーの正体がわかった頃から、雪崩式に嫌な展開になっていきます。娘のレオニーが最初怯えつつも、母マヤよりも状況を理解するのがスゴイと思いました。子供だから逆に素直に受け入れられるのかな?
面白いか…と問われると、どうかな~?(私は面白かった)
ネタバレ無しで、前知識も無しで見た方がハラハラできるかも。
一番アクセス数がある記事
今週のお題「私のブログ・ネット大賞2016」
はじめて「今週のお題」に参加してみます(グリーンスター★が何に使えるのかイマイチわかってないけど)。今年話題になった…というか、そもそもホラーに特化したココでは特定の皆様が足しげく訪れてくれるのみ(ありがたいのですが!)な状況。ですが、なぜか必ず検索で上がってくるのか、アクセス数がスゴイのがコレです。
コレは通りすがりの方がわりと読んでいってくださるんですね(去年からランク5位内常にキープ)。ネタバレ(最後まで)書いてあるのにね。ありがたいです。その次に人気(?)なのがコレ。
これはレアな作品で、書いてる人じたい少ないからですかね。古い作品ながら、意外なヒネリがあって、ゾッとするラストだし、オススメです。
これも書いてる人が少ないのかな? よくアクセスされてるみたいです。
じつは自分が読んでもらいたい記事と違うものがアクセス数が多くて、それはそれで面白い現象ですね。普段、そんなにアクセスないブログなんですけど、アクセス数が急に200超える日があると、だいたいどこか(TV?)でその映画が放映された日だったりするんですね。それも面白いです。