アンフレンデッド(2014年 アメリカ)
遊星からの物体X(1982年 アメリカ)
有名すぎるジョン・カーペンター監督SFホラー。いや~、何度見ても良い、名作。
あらためてしっかり見ると、冒頭はUFOが地球に不時着していくキッチュな感じから始まっていた(笑)。でもタイトルバックは最高ですね。不気味な音楽……ちょっと待って、音楽担当エンニオ・モリコーネだったの? 知らなかった。
この映画については基本という位皆さん書いているし、あらためて筋を述べるまでも無し(オイオイ)。簡単に言うと、1982年の南極が舞台。ノルウェー観測隊の隊員が一匹の犬を殺そうとして、アメリカ観測隊基地へ入ってくる。わけのわからないアメリカ側はクレイジーなノルウェー隊員を撃ち殺しちまいます。ところがその犬は地球外生命体が擬態したもので、生物を取り込み、次々仲間を増やしていく……ということがわかった時すでに遅し。完全に擬態してしまうと、見た目ではわからない。互いに疑心暗鬼になっていく。マクレディ(カート・ラッセル)たちは「生きもの」を探し出し、焼き殺そうとするが……
続きを読む突然のランキング入り(笑)
なんで2年前の記事が5位にと思ったらw、田中圭さん、身体を張った(?)ドラマが好評のようです。見てないけどw 上手い役者さんですよね。
オフィス 檻の中の群狼(2015年 韓国)
ブラック企業で追いつめられた課長が家族を殺し、行方不明に。捜査のため、社員たちに聞き込みをする刑事は皆が何かを隠しているのを感じるが――う~ん、察しのいい人でなくても途中で気づいてしまうかもしれませぬ(笑)。
日本でもブラック企業に働く方々が疲弊しているのを聞きますが、韓国はさらに上を行く学歴社会。ソウルで正社員で働くというのは大変なことのようです。
キム課長、元気の無い様子で家に帰ってきますが、和やかな団欒の後、いきなり家族を金鎚でメッタ打ち。逃亡したのか行方知れず。
動揺する社員の元へ警察が聞き込みにやってきます。社員は皆、キム課長を悪く言う人はいません。他の社員と比べて昇進は遅れていたけれど、真面目でいい人だと。
一方、インターン(契約社員みたいなものかな?)のミレは、刑事に呼ばれる前に同僚に釘を刺される。「あのことは黙っておけ。会社にいたければ」という感じ。
ミレは大人しく、仕事で成果も出せないのか、なかなか正社員になれない。そんな彼女に唯一優しくしてくれたのはキム課長だった。いなくなる直前のキム課長の不安定な様子を思い出すミレ。キム課長は取引先の自殺した社長からなぜか送られてきたという包丁をミレに見せる。「これに触れてると安心するんだ」と……
(ネタバレってほどでもないけど以下ラストまで)
続きを読む恐怖(1961年 イギリス)
父親と10年ぶりに会うためフランスへ来た少女。ところが父親は出張で不在。継母は優しいが、その晩、少女は屋敷の離れで父親の遺体を見てしまう……ニューロティック・スリラーと見せかけて? モノクロですが、今見てもかなり面白いです。
※日本版はなさそう(またか)
ペネロピ(ペニー)は父親と暮らすため、ニースへやってきた。空港に迎えに来たのは運転手(雑用係?)のボブ。ペニーは幼い頃の落馬事故で脚が動かず、車椅子が欠かせない。父の屋敷に着いてみれば、彼は出張で数日不在。一度も会ったことの無い継母ジェーンがいます。彼女はペニーを気遣うが、ボブは彼女と父の主治医ジェラードとの不審な仲を匂わすことを言う。
その晩、ペニーは屋敷の離れに明かりがついているのを見かけ、そこへ入っていく。すると椅子に腰掛けた物言わぬ父の姿が! 思わずプールに落ちてしまったペニーはボブに助けられるが、意識を取り戻すとジェラード医師をはじめ、皆ペニーの話を信じない。
その後も父親しか弾けないはずのピアノの音色を耳にしたり、自分の部屋でまたも父の遺体を見てしまう。ペニーが見ているのは幻覚なのか? 唯一の味方、ボブとともに父を探すが……
(以下ネタバレ)
続きを読む