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Horror好きが行く!

怖いもの好きが書く映画・本・もろもろの記録

クロユリ団地(2013年 日本)

映画

 

クロユリ団地 スタンダード・エディション [DVD]

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今年もよろしくお願いいたします。

新年一発からこれ?ってカンジですが、CSで「~序章」(ドラマ12話)と本作(映画)を連続放送していたので見ました。

 

ざっくりですが、ストーリー紹介。主人公明日香前田敦子介護士を目指している女の子。家族でクロユリ団地に越してくるが、その日、一人で遊んでいる男の子に声をかける隣の独居老人の遺体を発見してから、明日香には「お前はもうすぐ死ぬ」と言う老人の声を耳にしたり、奇妙な出来事が続く。隣の清掃に来た業者の忍成宮寛貴)に「自分を責めるな」と言われたが、すでに明日香の顔色は悪く、精神的に参っているように見えた。忍は知り合いの霊能者早苗手塚理美)に明日香を見てもらう。早苗によれば亡くなった老人は明日香に感謝していると言い、それよりも男の子を家に入れたのか?と……

 

そうなんです。男の子、ミノルくんが、怨霊だったのですね~。まあ、最初から邪悪な感じはしておりましたが…。13年前、友だちとかくれんぼをしていて、ダストボックスに隠れたら蓋が開かなくなり、そのまま清掃業者にも気づかれず、燃やされてしまった…というとてもかわいそうな男の子。ただ、それ以来、彼の死と関係しているのかわからないけれど、クロユリ団地では自殺や不審死が相次いでいるのです。

…とまあ、ホントに、普通の怪談話です。オーソドックスな。あまりに普通。

ミノルくんが遊びに来る時、ドアを「ドン、ドン」って2回叩くんですよ。で、早苗に絶対にドアを開けてはダメって言われた明日香は懸命に拒絶するんですけど、今度は明日香の死んだ家族になりすまして「入れてくれ」と懇願。…ああ、これって「牡丹灯篭」と一緒じゃない!開けそうになる明日香を忍が止めようとすると、今度は忍の心の傷を攻めてくる(忍にも植物状態の恋人がいるんです)。このくだり、昔の怪談映画と一緒ですよ~。というか、いまどき夏休みのTVの怪奇特集でもなかなか見ないので、かえって新鮮でした

ま、最後どうなるかは映画を見てもらうとして、驚いたのが前田敦子の演技でした。AKB総選挙での「私のことは嫌いでもAKBのことは嫌いにならないで下さい」の人…という印象しかなかったので、正直ヘタなんじゃないかと思ってたんですが…よかったですよ、見直しました。だって、ドブスなんですよ!メイクもあるんでしょうけど、やつれかたがドブスすぎる!いいですね、なりふりかまわない演技。総選挙でトップになったのが少しわかった気がします。

 

じつはドラマ「序章」を先に見てしまったんですけど、映画の後に見た方がいいかもしれませんね。時系列としては、映画よりも前の話なんですけど。なぜならミノルくんの死の真相が描かれているからネタバレしていい人のみ反転してください)。ミノルくんはじつの母親に殺されたのです(誤ってではあるけど)。ダストボックスからは自力で脱出したんですよ。その後家に帰って、母親に突き飛ばされ、頭を打って死んでしまう。母親の恋人が、遺体をダストボックスに入れたんです。ヒドイ話ですね。もっと納得いかないのは、いかにもう一人子供がいるとはいえ、「もうあんたの母親じゃない!」ってミノルくんに言うところよ~。怨念の炎(?)に包まれて消えていくミノルくん……。ミノルくんの怨念で関係のない人がいっぱい死んだというのに、当の母親は生きているという。なんと理不尽な話なんでしょうか。 

クロユリ団地~序章~ DVD-BOX

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