う~ん、怖くない…
って、だったら書くな!というところですが、とりあえずなんで怖くなかったのか考えてみます…以下2作品。
たしか1977年の映画です。古いので、獣人間もメイク感ありあり(当時からすればよくできている方です)なのは仕方ないとしても…怖くないんです。これよりもっと古い映画でも怖いのいっぱいあります。…もしかしてホラーじゃなくてSFなのか?
早送りしながら見ても、話わかります。
三池監督…私にとってホラーを感じない監督です。『ぼっけぇ・きょうてぇ』ですら…『ヤッターマン』や『愛と誠』は面白かったのに。そうか、もう明らかに絵空事として見られる話は楽しめるのかな?…ではこの作品は???
何人殺されたのかわからないぐらい人が死ぬんですけど、悲しくもないし、痛くもない…アメリカのスラッシャーホラーもそんなもんだけど…そんなに明るい話でもないし…いや…駄作ではありません、決して。伊藤英明もがんばっていたし。
貴志祐介の原作はどうなんでしょうね。読んでいないのでわかりませんが、主人公の蓮実は『黒い家』の菰田幸子に似てますね。ナチュラルボーンキラー? 両親を殺したことは描かれてますが、それ以前の萌芽は描かれてません。『黒い家』を読んだときは心底ゾッとしたけど…