読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Horror好きが行く!

怖いもの好きが書く映画・本・もろもろの記録

Sette Orchidee Macchiate di Rosso(1972年 イタリア・西ドイツ合作)

f:id:yukiyamama:20150423095228p:plain 題名の意味は『血に染まった7本の蘭』という感じ?

いつものようにナメてかかって見ていたら…セリフが多いわ登場人物多いわ、正直最後まで見ても意味がわからなかったので(笑、ネット情報総動員してようやく…というところです。しかも残酷描写ほとんどないし(ドリル殺人のところだけか)。でも70年代の雰囲気や音楽はよかった。  

主人公はマリオジュリア新婚カップルですが、 f:id:yukiyamama:20150423095252j:plain

彼らの登場の前に三人殺されます(老婆・娘のマルチェッラ・女流画家キャシー)。一応、犯人から殺害前にお知らせというか無言電話がかかってきます

キャシーの姿…ほとんど裸でしょ…画にもイタズラされます f:id:yukiyamama:20150423095331j:plain

犯人は例によって黒ずくめの黒手袋です(笑。ジュリアにも無言電話がかかってきますが、この時点では何も知らない彼女は特に気にもせず、マリオと新婚旅行へ出かけてしまいます。列車の中、一人になったジュリアに犯人の魔の手が

 

次の場面で葬式が…え?ジュリア死亡? ではなく、警察が犯人は現場にあらわれるかもと芝居を打ったんです。ワォ!って驚いてはいけません。この後もこういう不可解な展開連続なので(笑。ジュリアは負傷しましたが、生きてます。警察から連続殺人の一人として殺されかけたと聞くと、ジュリアは被害者の一人、娼婦マルチェッラを知っていた。本名をイネズといい、ジュリアの旧友で、かつてジュリアが経営していたホテルで従業員として働いていたのです。イネズと結婚する予定だった同じく元従業員ラウルが警察に引っぱられますが、犯人である決定打はないよう。

マリオが持っていた三日月形のキーホルダーを見て、ジュリアは思い出します。2年前、ホテルのレストランに立ち寄ったアメリカ人男性が持っていたキーホルダーに似ていたから(…というか、マリオ、警察から犯人の証拠品であるキーホルダーを借りている? よくある土産物らしいのでマリオが買ったのかもしれんが。それにジュリアもそんなささいなことよく覚えてるよな…と、ツッコミどころ満載です)。

ほとんど当てずっぽうで、犯人探しをはじめる二人。例のホテルを訪ねると、2年前、例のアメリカ人が泊まったとされる日の宿泊者名簿が破りとられている。ますます、事件にそのアメリカ人が関わっていると感じる二人。しかも画家キャシーもその日ホテルに泊まっていたその日に宿泊していた女性たちが狙われていると思った二人は、警察に訴えてみるが相手にしてもらえません

宿泊者のうちの一人、エレナの居所をつきとめた二人は、対人恐怖症で入院しているクリニックを訪ねるが、またも犯人に先を越されエレナは殺害されていた(看護婦さんに「殺される~」って助けを求めてたのに、ドアの向こうの看護婦さんは「またか」って相手にしないんだよね…)。

f:id:yukiyamama:20150423095340p:plain 溺死させられてしまいます…女優さん熱演です

クリニックに着いた直後、逃げる犯人を追ったマリオは犯人に切りつけられてしまいます。なのにタイミングよく現場にかけつけるマリオを警察は疑いだす始末…ありがち。

その後、5番目の犠牲者コンテンザが教会の懺悔中に殺されてしまいます。すわ、教会内に犯人が?の騒ぎに。残りの宿泊者アンナアメリカで夫と暮らしていたが、イタリアに帰国し、警察から狙われていると知らされると、自分の代わりに双子の妹(女優の二役)に息子の迎えを頼みます。…この展開、おわかりかと思いますが、妹をアンナと思った犯人は彼女を電気ドリルでブスリ…唯一のグロ描写(?)です。

      とんだとばっちりもいいとこです…妹さん f:id:yukiyamama:20150423095424j:plain

マリオはとうとうアメリカ人男性がフランク・サンダースという人物だとつきとめますが、彼はすでに2年前のあの日に自動車事故で死亡していたのでした。当時の状況を知るハリス医師から、フランクは運転していた女性が彼を置き去りにして逃げたため死亡してしまったと聞きます。犯人の意図がわかってきましたね。その女性が誰だかわからないので、犯人は当時ホテルに宿泊していた女性たちを片っ端から殺していたのです…(オイオイ)。フランクの墓には復讐を誓うかのように7輪の蘭が

犯人に怯えるあまり(?)ジュリアは警察に頼んで、マリオを犯人として逮捕したように見せかける。陽動作戦ですか???計画どおり、ジュリアは襲われそうになりますが、なぜか無事(笑。直前にかかってきた電話を逆探知してみると、フランクの親友で麻薬中毒ブライアンの自宅からだったとわかる。が…行ってみると、ブライアンは首を吊って自殺していた警察は一連の犯行はブライアンがやったと結論づけたが、マリオにはどうも何かがひっかかる。

*以下本当にネタバレ

マリオはふたたびアンナを問い詰めると、とうとう彼女は白状した。当時、フランクとは浮気で会っていたため、事故の時も夫にばれるのを恐れ、その場から逃げ出したのだった。…つまり、この女のせいだったんですね~。なのに最後まで無事という、なんとも理不尽な展開。

f:id:yukiyamama:20150423095413j:plain アンナ役のマリサ・メル…美女です

一方、自宅で事件は終わったものと思っているジュリアに犯人の魔の手が…現れたのはフランクの兄(神父)だった。復讐を貫徹すべく、ジュリアを殺そうとするが、間一髪、マリオがかけつける。格闘の末、犯人はプールに沈む。お互いを支えあいながら、二人はその場を後にする…

f:id:yukiyamama:20150423095431j:plain 70年代インテリアがキッチュでかわいい

2時間ドラマのような作品でした(笑