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Horror好きが行く!

怖いもの好きが書く映画・本・もろもろの記録

シャッター・ラビリンス(2009年 スペイン)

オチも含め、どこかで見たな…的映画なんですけど(笑、観光地っぽくない島の風景とか、ヒロインが見る幻想的な悪夢とか、ただのパチモンとは片づけたくない作品でした。あと、どうしたって、自分に子供がいるかいないかで受ける恐怖が違ってくる…と思う。

シャッターラビリンス [DVD]

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冒頭、夜道を走る車。運転している母親の隣は幼い男の子。子供に気を取られて、ハンドル操作が狂い、崖下へ転落。血だらけになりながらも、いなくなった子供を呼ぶ母親の姿がのっけからせつない。

冒頭の親子と年齢がほぼ一緒ぐらいで間違えそうになりますが(←私だけ?)、主人公のマリアと5歳の息子ディエゴ登場(父親はいないもよう)。で、二人で島へ旅行しようとフェリーに乗りますが、マリアが少しうとうとした隙にディエゴが姿を消してしまいます。船内の捜索をしてもらうも、ディエゴは見つかりませんでした(というか、お客さん降ろしちゃうってどういうこと? 誘拐だったらどうすんねん)。

イエロ島(原題になってる)の地元警察は、見つかったら連絡するとのことで、いったんマリアは地元へ戻ります。マリアは水族館で働いていて、水に潜るのも仕事だったんですが、それ以来、水の中が苦手になってしまう

登場時身重だった妹が赤ん坊を抱いているので、半年近くは経ったのでしょうか。イエロ島の警察から、ディエゴと同じ年恰好の遺体が海から上がったので確認してほしいと連絡が。マリアは妹につきそってもらい、イエロ島へ。

遺体を確認したがわが子ではなかった

一応DNA検査をしたいと言われ、数日イエロ島に滞在することに。マリアは海岸でディエゴに似た子を見かけて驚きます。このあたり、彼女がずっと情緒不安定な描写が続くので(悪夢を見たり)、幻覚なのか、実際にいたのかどうかも怪しい。

が、犬が一緒にいたので、犬を頼りに不審なトレーラーハウスを探します。トレーラーハウスが集うお店(ガソリンスタンド?)に張り込み、同じく最近子供が行方不明になった女性(冒頭の人)を訪ねたり、その元夫のところに不法侵入したり…マリアは子供をさらう何者かが島にいて自分の子も誘拐されたと考えるように

とうとう見覚えのある犬が乗った軽トラが。こっそり乗り込み、その女性のトレーラーハウスへ到着。彼女は(何か不幸があって?)気が変になってしまったらしい。マリアがトレーラーハウス内を捜索するとディエゴを発見。そこへ女性が帰ってきて…

(以下ネタバレ

 

 

 

乱闘になります。ホントに死闘マリアはハサミでわき腹を刺されますが女性を倒し、トレーラーハウスは燃えてしまう(料理中で火を使ってた)。マリアはディエゴを抱えなんとかフェリーに乗り込む。出血のため気を失ってた一瞬でまたもディエゴが消えるが、すぐそこにフェリーのスタッフに保護されているのを見たマリアは

彼がディエゴではないことに気づく

彼は冒頭の女性の子供だった。甲板へふらふらと出て行き、暗い海を見つめながら、マリアは振り返る。

遺体はディエゴだったとマリアが大切にしていたブローチをつけていた)。

 

死ぬつもりだったのか、海へ落ちたマリアだったが警察に引き揚げられた。担架で運ばれながら母子の対面を見つめるマリアの表情が悲しすぎる(思わず泣いてしまうよ…)。

ラスト、入院しているマリア。窓に格子がはまってる…って警察病院か。たしかに誘拐された子を救出したとはいえ、犯人殺してるし、何らかの罪には問われるのかなぁ。またもディエゴの幻影をちらりと見かけますがマリアの表情は晴れやか。死を認めて、以前よりは楽になったのかなと。