ザ・サンド(2015年 アメリカ)
学生さんたちがビーチでバカ騒ぎ。酔っぱらってその辺で寝るって気持ちいいですよね~(経験ないけど)。目覚めてみると、友達ほとんどいないよ。みんな帰っちゃったの?…砂の中に何かがいるのだ。砂に足つけちゃったらお終いだよ。
*どうでもいいが、このジャケのような場面はないよ。正体をジャケで明かしちゃっていいのか?本編では最後の最後に出てくるというのに(笑。
夜中のバカ騒ぎが誰かが撮った映像ではじまってるので、またPOVかと構えてしまったけど、そこだけでした。バカ騒ぎの中で、男子2人がぬめぬめした大きな岩みたいなのを拾ってくる。さっそく、焚き火の上に。どこの国も男子はバカである。
翌朝目覚めると、数人しかいない。で、さっそく、上半身トップレスのおバカそうな女子が砂に吸い込まれるように死んでしまう。砂から細かい線虫みたいなのが生えてきて、それに捕らえられると逃げられない。血を噴出しながら、砂の中に消えてしまう。
残ったメンバーは、おバカなりに昨晩持ち出してきた岩みたいなのから生まれた何かが、襲っているのだと考える。車の中、監視塔、ドラム缶の中…とりあえず砂に触れないですんでいる彼らは、助けを待つが、思えば春休み。どうやら僻地のようで(だからあんなバカ騒ぎしてたのね)、人が来るとも思えない。…と思ったら、海岸パトロールのオヤジが来るんだけど、こいつがバカすぎて、イライラする(笑。「なんでもいいから早く警察に連絡して、応援呼んでよ」って言ってるのに、状況が理解できず、薬やってるのか?って言ってるうちに、砂に手を突っ込み、腕が無くなる(笑。オダブツです。何のために出てきたの?こいつ。と思うが、こいつの車にいろいろ便利なものが積んであって、ラストでヒロインが活用します。
こういうB級ホラーの常で、男子が全く役に立たない。みんな早々にやられます。そんな中、彼氏を巡って、火花を散らす本命彼女(主人公)と浮気相手。死ぬの生きるのの狭間で、「お前、そいつと寝たのか?」「あんたこそ」みたいな三角関係の痴話げんかが。ど~でもいいだろ、後でもいいだろ(笑。ドラム缶にはまった男子の言う通りだ。
でも面白いのは、最後まで生き残ったのが、本命彼女と浮気相手の女子二人。肝心の彼氏は…死んだらしい。で、巨大化した変な生き物(結局なんだかわからない)は、燃え尽きるんだけど、母体らしき大きなワカメみたいなのが、泳いで向かってってるのが、西海岸(サンタモニカっぽい)…ってな感じで終わる。言うまでもないがB級です(先に上記で言ってたわ…)。