読んだのを後悔したホラー漫画5
もちろん、今は平気で読めます。子供の頃読んで…本気で後悔した漫画についてです。
①『白い影法師』美内すずえ
女子校に転校してきた主人公。窓際の前から4列目の席が空席なのが気になるが、なぜかクラスメートも教師もそのことに触れるのを嫌がり……
『ガラスの仮面』で有名な作者ですが、ホラー漫画もいっぱい描いてらっしゃいます。教室で「怖い~!」と言いながら回し読みしたのも今はよい思い出…
②『おみっちゃんが今夜もやってくる』楳図かずお
67年ってめちゃめちゃ初期作品なんですけど…夜、彼女がやってくる場面が本当に怖かった!正直トラウマになったほど。(あとでわかったのですが、私が読んだのは『怪』の3巻に載っていた楳図先生自身がところどころ描き直したものでした。おみっちゃんがだんだん腐っていく様が妙にリアルだったのはだからか!)
病気で亡くなったおみっちゃんが、「私を忘れないで」と両親に頼んだのに、両親は養女をもらってくる。夜、養女の部屋(もとはおみっちゃんの部屋)をおみっちゃんが訪ねてきます……
③『手つなぎ鬼』成毛厚子(『秘薬』に収録)
単行本が手元になくて…ネット上にも情報がほぼなかったんで、これで正しかったか、定かじゃないんですが…とにかく怖かった。高校生(?)の男女で森でかくれんぼのようなことをして遊ぶんですけど、主人公の女子は好きな男子の右手(左手かも)に包帯が巻かれているのが気になってたんです。どんなときも外そうとしない包帯。それが、主人公の女子を助けようとした際、うっかりほどけてしまって…『死霊のはらわた』みたいな展開になっていったのを覚えてます。
誰か、詳しい方、情報いただけるとありがたいです(私が漫画買えばいいのか…)。
④『汐の声』山岸凉子
以前他の記事でも書いたんですけど…友達から借りた時、もう一度読むのが怖かった覚えが…わりとホラー慣れしていた私が。上には上がいる(←友達のこと)と知った瞬間(笑。
小さな少女の霊がなぜ主人公だけに見えるのか…それを考えると二重に恐ろしくなる話です。
⑤『恐怖新聞』つのだじろう
恐怖新聞全9巻 完結セット (少年チャンピオン・コミックス)
- 作者: つのだじろう
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2010/11/01
- メディア: コミック
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もう絵からして怖い(笑。「恐怖新聞」って事件事故が記事になってるんですけど、毎朝主人公の枕元に届くんです。しかもその事件事故が本当に起こって……何より怖いのは、「恐怖新聞」が届くと、寿命が一日ずつ縮んでいくんですよ!!
いとこのお兄さん家に数冊だけあったんですよね~でもとにかく読んだの後悔して、「自分のところにも恐怖新聞届いたらどうしよう」ってマジで(笑)不安になったのを覚えています。今は逆に全巻読みたいなぁ……
これら5作品を思い返すと…どれも忘れられない場面があった気がします。山岸凉子以外、手元にないなぁ。