Horror好きが行く!

怖いもの好きが書く映画・本・もろもろの記録

ミッドナイト・ホラーシアター(2011年 全8話)

1時間弱のホラードラマ。それにしてはよく出来てます。役者さん(特に女の子はかわいい子もいる)の演技もいいし、CS放送だからか、グロもエロもあります。ちょっと子供と一緒には見れませんが(笑。捻りがある話もあり。

fod.fujitv.co.jp

 *DVD化はされてない模様

第1話「闇夜に奴が忍び寄る」

19年前、放送部が残した某小学校旧校舎の”ヨシオ”君伝説を検証したビデオ。彼女らは何者かに襲われる形でビデオは終わっていた。現在、映画研究部の女子高生4人がそのビデオが本当かどうか検証するというヤラセの映画を撮るべく再び旧校舎に忍び込むが……登場したヨシオくんには…怖いと言うより笑ってしまいました。

第2話「悪魔からの手紙」

小説家の純一。「悪魔からの手紙」というヤバイ内容のレア本を探している。ある日、女性がオークションに出品しているのを見つけ、手に入れる。本を開くと、中から出品者である早織からの手紙が挟まれていた。興味本位で返事を書いてしまった純一だったがそれが恐怖のはじまりだった……「志村、後ろ、後ろ!」って感じのドラマです(?)。赤いドレスの女が怖いと言えば怖いかな…。

第3話「惨劇の村」

男女2組のカップルで旅行に来たが、ありがちなガス欠で、その辺の村人に聞いたガソリンスタンドへ向かうが…辿り着いたのは人気のない村。探し当てた旅館は、男が一人で経営しているが、親切な様子に4人はひとまずの宿を決める。「これは何の肉ですか?」は聞いてはいけない一言(笑。ラストガールの叫び具合はアッパレです。

第4話「悪夢の臨床実験」

痩せる薬の臨床実験に参加した女子学生3人。隔離された状態ではあったが、好きなものを好きなだけ食べて大丈夫、順調に体重が減っていくことに大喜びの3人。ところが主人公の女の子は段々気味の悪い幻覚を見るようになり……どこまでが薬による幻覚で、どこまでが現実かわからない怖さとあのオチ。これまで見た中では一番怖かった出来です。

第5話「立入禁止」

心霊スポットとされる廃工場でカップルがイチャついていると…ロッカーに閉じ込められ、誘拐・監禁されていた女性を発見してビックリ。その直後、犯人らしき男たちが戻ってきて……スナッフフィルム撮るべ~と、どっかで見たようなホラー映画展開に。隠れるカップルの運命やいかに。なかなかの「愛」を見せる二人をつい応援してしまいます。

第6話「血まみれキャンプ場」

その昔、キャンプ場でカップルが黒ずくめのライダー風の男に殺される凄惨な事件が起きた10年後、その「千野(ちの)キャンプ場」を訪れた男女5人のグループ。脚が少し不自由な明菜だけ彼氏なし。過去の事件の話も笑い飛ばし、なごやかに夜を迎えた5人だったが、少しずつ、謎の殺人者に殺されていく……ちょっとビックリのラストですが、よく考えると無理あるような(笑。遥ちゃん大ショックとだけ言っておきましょう。

第7話「皆殺しの天使」

あるフリージャーナリストが撮影したとされる映像から始まるPOV風作品。ネットで見つけた集団自殺の会にメンバーとして参加し内緒で撮影している。会の主催者であるユキコさんは美人で巨乳で、非常に明るい(笑。最期にやっておきたいこととして、ラーメン食べたり、カラオケしたり…いつのまにやらカップルが出来上がってたり(笑、「さて、みなさんここで死にます」と山中で言い出したユキコさんに「生きる気になった」と言い出す参加者たち。「てめえら!」ユキコさんが豹変します(笑。

第8話「オフ会」

ワイン愛好家のオフ会で初めて顔を合わせる男女数人。翌朝マコト(男)が目覚めると隣では血だらけの女性が死んでおり自分も足を縛られて動けない。パニックの中、袋を被った謎の男(?)が現れ、死んだ女性を外へ連れ出すと、解体。マコトは前夜の記憶を必死に辿るが……これはそんなに期待するほどの内容ではなかった。最終話なのに。ちょい残念です。

 

個人的には第2話と第4話が怖かったかな意外性では第6話かも。