Horror好きが行く!

怖いもの好きが書く映画・本・もろもろの記録

ライト/オフ(2016年 アメリカ)

ライトを消すと彼女が襲ってくる! 意外に正統派の心霊ホラー。 

ひとり暮らしのレベッカは、幼い弟から、「電気を消すと、何かが来る」と打ち明けられる。実はレベッカが数年前に家を出たのも、"それ"が原因のひとつだった。レベッカは脅える弟のために、今度は逃げずに"それ"の正体を突き止めようと決意する。沢山の電気を用意して実家に乗り込む彼女だったが、母が隠していたあまりにも残酷な秘密が明らかになった時、ひとつ、またひとつ、電気が消えていく――。"それ"はいったい何なのか?なぜ襲いかかって来るのか?(公式HPより)

(以下説明とネタバレ

 

 

元ネタはYouTubeで人気だった短編映画(よく出来てます)。電気を点けては消す度にどんどん「それ」が近づいてくるのがミソ。ここで恐怖の演技を披露している女優ロッタさんは、映画冒頭にも登場。

精神が不安定な母ソフィーと暮らし、「眠るのが怖い」という義弟マーティンの訴えで、レベッカは恋人ブレットとともに実家へ赴く。ソフィーは幼い頃入院していた病院でダイアナという病気の少女と親友になっていたが、ダイアナは強引な治療の結果命を落としていたレベッカ「それ」がソフィーにとり憑くダイアナの霊だと気づくが二人を引き剥がそうとするレベッカたちを敵とみなし攻撃してくるレベッカたちは灯りを手に反撃するが、殺されかけたブレッドが逃げだし、彼女はマーティンと二人で戦う。すったもんだしているうちにブレッドが戻ってくる。逃げたんじゃなくて警察を呼んできてくれたんですな。ところが警官二人もダイアナにやられてしまったため、絶体絶命。そこへ現れたのがソフィー。ようやく母の自覚に芽生えたのか(?)、子供たちを守るため、自ら命を絶ち、それと同時にダイアナも消えたレベッカはマーティンを抱きしめ、その二人をさらにブレットが抱きしめ「もう終わったんだ」で、本当に終わります。続編匂わせるもの何もなし。いいですね、すっきりしてます