Horror好きが行く!

怖いもの好きが書く映画・本・もろもろの記録

スクリーム4(2011年 アメリカ)

ホラーファンにはおなじみのスクリームシリーズ4作目。ものすごく見たかったわけではないけど、たまたまTVでやっていたため視聴。 

話も書くほどのものではなく、3作目から10年後位シドニーが作家となって、1作目の舞台となった故郷へ帰ってくるところからはじまります。例によってシドニーが帰ってきたとたん、女の子が二人、ゴーストフェイスの殺人鬼(←DVDジャケの奴)に殺される。女の子の携帯電話とナイフが血まみれの状態で、シドニーがレンタルした車のトランクに入れられていて、明らかに犯人はシドニー狙い

例によってスピーディーにさくさくと殺されていくティーンたち。今回犠牲になるのは、シドニーのいとこジルの同級生です。

一方で、シリーズ唯一(唯3?)の生き残り、シドニー、ゲイル、デューイもオリジナルメンバーで登場。みんなかなり老けました(デューイは変わらないかも…とっちゃんぼうやだね)。ゲイルは事件を題材にした映画「スタブ」の原作が売れたものの、新作が書けなくてあせっている。ジルの同級生の映画オタクに一緒に犯人を見つけようと申し出ると「シドニーを連れてきて。彼女はスターだ」と言われてイラッとくる。デューイはあいかわらずゲイルに言い負かされてばかりで 同僚の女性保安官ジュディにかわいく言い寄られ、悪い感じではなさそう…。シドニー もあいかわらず人間不信で、孤独そうですが、伯母とジルのことは本気で心配しています。

ジルの元彼トレヴァー、じつはシドニーの同級生だったジュディ、「過去の人」になりつつあるのをあせっているゲイル…と怪しい人物は出てきますが、殺人犯の正体は……(以下ネタバレです。見る予定の方は注意

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(以下ネタバレです)

犯人は、いとこのジルでした。事件以来ずっと「シドニーのいとこ」と騒がれうんざりしていたのに、今回シドニーが戻ってきたため、今度は自分が悲劇のヒロインになってやる……と母親までも殺してしまうというサイコな女の子だった。

やり逃げした(と彼女は思っている)トレヴァーを犯人にし立て、共犯だった映画オタクのチャーリー(ピースの又吉に似てると思ったのは私だけ?)をも殺す。ある意味、1のラストと一緒です。ヒロインだけが生き残らないといけないから。

で、成功したかと思われたけど、どっこいシドニー生きていた。これはマズイとシドニーの病室に忍び込み、彼女を襲う。一方、ジルが犯人しか知りえないゲイルの傷の位置を知っていたのに気づいたデューイもあわててシドニーの元へ。デューイは早々に殴られて気絶してしまう(へタレっぷりが懐かしい)が、シドニー腹の傷が開いても奮闘。さすがです。ゲイルとジュディが応援に行くも、銃を向けられ絶体絶命。背後からシドニーが心臓蘇生機?(胸のところに当てて、衝撃を与えるやつ)で、ジルの顔を挟み、ジル倒れる。「あー、助かった」と喜んでいるシドニーたちの背後でナイフを持って立っているジルの姿。シドニー、ジルの胸に一発撃ち込む。あまりにもホラー映画のお約束すぎて、逆にいるの?と思う悪あがきでした。

外ではまだ真相を知らないマスコミがジルの奮闘を讃え、望みどおり悲劇のヒロインと報道している。最後に床に倒れたジルの死に顔で幕。

 

あなたは予想できたでしょうか?当たりました?

私はチャーリーまではわかったけど、ジルはわからなかったです。1作目のリメイク殺人だ…って言ってたから、チャーリーの相棒はロビーかと思ってました。二人じゃなきゃできない犯行が多々あるので、二人なのはわかってたんですけどね。