『恐之本』シリーズ
前々から読んでみたかった高港基資(たかみなともとすけ)さんの『恐之本』シリーズ壱~五まで一気読み。内容を簡単に書くと、恐怖マンガの短編集。怪異は幽霊が多いんですけど、サイコさんも多数登場(そっちの方が怖いかも、私は)。
作中のセリフでよく「地雷を踏んでしまった」という言い方をしているんですけど、恐ろしい目に遭う人たちには何の共通点も因果もない(たまに因果応報の人もいますが)。たまたまそいつを見てしまった、その場所に足を踏み入れてしまった…などで、突然巻き込まれてしまう。だからより身近に感じて怖いのかもしれません。
この本…中身も怖いんだけど、とにかくカバーが怖すぎる! 特に壱・弐・五巻は何かの一場面っぽいんですけど…中身に出てこない。描き下ろしなんでしょうか。特に弐巻! 山姥の家か? バアさんニコニコしてるし…
(追記)
ここ↓で無料で試し読みできます(めちゃめちゃ怖いので要注意)