Horror好きが行く!

怖いもの好きが書く映画・本・もろもろの記録

ボディ・スナッチャー/恐怖の街(1956年 アメリカ)

ジャック・フィニィSF小説『盗まれた街』が原作モノクロだが、基本明るい場面が多く、見やすい。後に何度もリメイクされてます(自分は見てませんが…)。 

ボディ・スナッチャー/恐怖の街 [DVD]

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とある病院。錯乱した男は医師に言う。「自分は決しておかしくなったわけではない。これから話すことは本当にあった話なんだ」と…。

どこにでもある小さな町サンタ・ミラ。開業医マイルズが数週間ぶりに学会から戻ってみると、住民たちが何やら不安を抱えて、マイルズに会いたがっていたのを知る。一方、幼なじみのベッキーも同時期にイギリスから帰国。いとこのウィルマ一緒に住む叔父を”別人だ”と訴えているという。二人は叔父アイラと会うが、特に異変は感じられない。ウィルマが言うには「感情が全くない」らしい……

 

有名すぎるのでネタバレしますが、宇宙から飛来した異星人に姿かたちを乗っ取られていく話です。巨大なサナギみたいな豆の鞘のような中から自分そっくりな異星人が生まれてくる場面はモノクロながら気持ち悪い。これが生まれ、本人が寝てしまうと、翌朝には身体を乗っ取られてしまうらしく、気づけばマイルズとベッキー以外の住民たちは皆異星人。マイルズがラスト近く「やつらはすぐそこに! 次は君なんだ!」と叫ぶ場面は…1956年当時に見ていたらゾッとしたかもしれません(笑。