蛾人間モスマン(2010年 アメリカ)
タイトルから期待させる通り、B級です(そもそもTV映画だそうですし)。「モスマンは悪いやつらを許さない」っ~とカッコよく聞こえますが、ホントに蛾人間が襲いに来るよ。まぁ、襲われても仕方がない罪を犯した人たちなんですけど。
大学の卒業記念。皆で湖の側でキャンプ。主人公はキャサリン…なのかな。メッチャ老け顔です(笑。一人、仲間のジャレットが弟(中学生位?)を連れてきてしまった(ついて来てしまった)ので、皆さんもてあまし気味。ちょっとからかうつもりで夜の湖に連れてって、足を引っぱって溺れさせたら…ホントに死んじゃった。それなのに、彼らは事故に見せかけるために、さらに皆で石で頭に傷をつけるとか…酷すぎる! 罪を隠す人間を殺しに来るというモスマンに襲われろ~。と思ったら、ホントに襲われます。
まず思い出すのは『ラストサマー』ですね。卒業間際に間違って人殺しちゃった…自分らの将来を考えて、皆内緒ね。遺体ごと隠蔽。すると後ほど復讐されるという…あの作品は実は彼らが殺した(と思っていたのは)別人で、実は生きてて、そいつが殺人鬼だったという…ヒネリがあります。(←見てなければオススメ)
が、この作品の場合、まんまなんですね。なぜか復讐がはじまるのが10年後なんですけど、それは主人公キャサリンが10年ぶりにこの町に戻ってきたから(笑。で、彼らはモスマンにやられないよう色々ジタバタしますが…結局…って感じです。意外な展開を少し見せてもらったのは、昔モスマンに襲われながらも、唯一生還したがガイキチ扱いされてるオッサン。色々キャサリンたちに指南してくれますが実は…。
テレ東(地方局)で見ましたから…文句を言ってはいけません。なかなかラストはハラハラさせてくれますし。でも借りるまでもない気はします。
同じモスマンならこちらを…(クオリティ違いすぎ)。橋の崩落場面は圧巻です。