FLASHBACK(全4話)
フジテレビONE/TWO/NEXT(CS)で製作されたオリジナルドラマ。まだDVD化されてないみたいなので、以下HP参照に再放送を待ってください(笑。
初回から大風呂敷広げて奇天烈なまま終わるのか…と思いきや、意外や意外、ちゃんと4話で終わります。
20年前、加々美稜真(成田凌)は、父稜一が目の前で死ぬのを目撃。父の身体に触れたとたん、謎のイメージが脳内に入り込む。以来、稜真は遺体や遺品に触れると残留思念が読み取れる不思議な能力を手にする。
2015年。科学者轟日見子(高梨臨)は自分の研究を横取りしノーベル賞を取った上司に疎まれ、突然HIDEという謎の捜査組織へ転属された。そこで不思議な男稜真や古沢刑事、文殊博士とともに胡散臭い事件の数々を解明していく…。
面白いのは、フィクションではあるんですけど、その中に実在する人物や組織、歴史上の事件がからんでくるところ。たとえばナチスが探していた財宝とか、聖徳太子の預言書『未来記』とか…これを聞いてワクワクする人は見てみるといいかも(笑。
加えて毎回変死体が登場するんですけど、それに触れる稜真もスゴイんですが、遺体から思念を読み取ったら、その際浮かんだ「何か」を72時間以内に実際に触れないと脳が暴発し、死亡するというカウントダウン的スリルもあります。
『X-FILE』のスカリーのように「バカバカしい」って否定的だった日見子ちゃんが、なんだかんだ言いながらも科学的側面から事件を解決に導く部分も面白かった。
『ムー』とか愛読している人にはとりあえずオススメ(←逆にツッコミ所があるかもしれませんが)。