チャイルド・プレイ シリーズ
「ハーイ、僕チャッキー」…グッドガイ(笑)人形に殺人鬼の魂が乗り移り、アンディ少年の身体を付け狙うお話。1作目はなかなかに怖いぞ。
チャイルド・プレイ(1988年 アメリカ)
湖畔の殺人鬼チャールズ・リー・レイは刑事マイクに撃たれ、瀕死の中、逃げ込んだオモチャ屋にあったグッドガイ人形にブードゥの秘術(出た!)を使って、自らの魂を移す。その後、その人形は貧しいシングルマザー カレンが怪しい浮浪者から安値で買取り、アンディ少年の元に。人形チャッキーはカレンの親友マギーを窓から突き落として殺し、裏切った相棒エディも…。チャッキーの仕業だと言うアンディは精神病院に収容されてしまう。疲れきったカレンが家に戻り、チャッキーの入っていた箱をふと見ると、添付の乾電池が使われないまま入っていた。恐る恐るチャッキーの背中を開けて確認すると……電池が入っていなかった!*しゃべる人形なんですわ
1作目は、思いのほか真っ当なホラー。アンディ少年がかわいらしくて、思わずハラハラドキドキで見てしまう。あらためて見て、チャッキーがターミネーター並みにしぶといのに驚いた。
チャイルド・プレイ2(1990年 アメリカ)
前回焼き殺し、心臓を打ち抜いたはずのチャッキー。グッドガイ人形の製造元であるオモチャ会社が嫌な噂を打ち消すため、バラバラにされたチャッキーを復元。…するとなぜかチャールズ(殺人鬼)復活(笑。ふたたびアンディ少年の身体を乗っ取ろうと居場所を探す。母親は精神病院に収容され、アンディは里子に出されていた。
同じ里子の年上お姉さんカイルと協力し、チャッキーと戦うアンディ。ラストのグッドガイ人形製造工場でのチャッキーの最期がグロイ(とうちの息子の感想)。
続編でもチャッキーの仕業だと言っても信じてもらえないアンディ少年8歳。同じ子役の子なんだね。正統派続編。チャッキーの表情が豊かになった気がする。
チャイルド・プレイ3(1991年 アメリカ)
なぜかいきなり8年後(笑。アンディも16歳。里親の元を転々としてきた悲しい過去。陸軍兵学校へ入学。ところがそこへまたもよみがえったチャッキーが(笑。今度はアンディの同期生だけど少年兵タイラーの身体を狙います。
軍学校らしい、上級生の理不尽なシゴキ(いじめ?)の中、アンディはタイラーを助けることができるのか? 正直そんなにハラハラしませんが、軍学校だけに武器には困らない。前作までの家庭にある何気ない物が武器になってる方がドキドキしたなぁ。
あ、でもホワイトハースト君の捨て身の行動にはちょっと感動。今回は親密になった(笑)クリスティンと一緒にタイラーを救おうと戦うアンディ。ラストが遊園地のお化け屋敷が舞台ってのはいいです。警察に事情を聞かれ、連行されるアンディを心配するクリスティンに「大丈夫、慣れてるからね」と……気の毒(苦笑。
バラバラになったチャッキー…しかし4作目『チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁』で、復活する模様(笑。しかも恋人(ティファニー)までできるんだね。もう完全に主役にシフトしてますね。なんと最後(?)の『チャイルド・プレイ/誕生の秘密』でアンディ出てくるようです。ちょっとそれは見てみたいな。