Horror好きが行く!

怖いもの好きが書く映画・本・もろもろの記録

7500(2015年 アメリカ)

ロサンゼルス発東京行きヴィスタ・パシフィック7500便。わずかな乱気流の後突然具合が悪くなってそのまま謎の死を遂げたビジネスマン。少しずつ、機内で異変が起こりはじめる…… 

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アメリカだけど、監督は清水崇。そう伽椰子の映画の。なので…男が血を吐いて苦しみ出すとか死体が動いたとか男の荷物探ってみたら変な人形が出てきたとか、はては操縦室の機長も副機長も死んでるとんでもない事態に震える乗客たちですが……そうです、あのオチでやんすよ。待っていたのはあのオチさ。

(以下ネタバレ

 

 

 

このオチが全てなんで、これを知っちゃうと見てもつまらない(知らなくてもちょい退屈だった)。え~っと、乱気流は2回あります。その2度目が酷くて、急だったので、機内も大変なことに。いわゆる酸素マスクが落ちてきますが、気密が壊れ(ってどういう現象だ?)、酸素マスクも働かず全員死亡してしまったと。で、動き回ってた主要人物たちは、座席の自分たちの遺体を見る。途中で「死神」どうのこうのと語る場面がありますが、あんま関係ありません。要は死んだのに気づいた順に消えていなくなるわけですわ。この中で一番イライラする潔癖症の新婚自慢女リズが最後にゴミ箱から出てくる謎の手に驚いて終わり。……清水監督何したかったの? これならまだ呪怨」の方が数倍怖いのである(でも私は伽椰子より貞子が好きかな)。