絶叫のオペラ座へようこそ(2014年 カナダ)
ミュージカル+スラッシャー。なかなか珍妙な作品。なぜか80年代ホラーっぽい(笑。に…2014年だよね??そしてホントに皆歌ってる~。殺人鬼誕生秘話(?)はわりとまともです。
カミーラとバディの母は有名なミュージカル女優。しかし「オペラ座のたたり」の初演後、何者かに殺されてしまう。
10年後、カミーラはバディと共に母の元マネージャーで、両親代わりのロジャーが経営する俳優養成所(キャンプ場?)で働いている。裏手キッチンでせっせと生徒さんらのご飯を作る毎日。ある日、生徒らによる「オペラ座のたたり」が上演されることが決まり、オーディションにカミーラも参加。見事ヒロインの座を射止めるが、弟(兄?)のバディはなぜか反対し…
カミーラとバディの美形兄妹 スケベ演出家とお怒りの怪人
このカミーラちゃん、清純そうな顔して、実権を握る演出家の枕営業を受けかけたり…けっこう笑える(まあ、もう一人の女優とダブルキャストだったこともあるが)。10年後の「オペラ座~」は斬新さを求め(?)、なぜか歌舞伎風。カミーラちゃんらも謎のメイクで誰が誰だかわかりません(笑。そんな中、初演前夜スケベ演出家が謎の怪人に殺されるが、実は経営が火の車状態だったロジャーは再起を賭けて公演を強行してしまう。怒り狂った怪人。彼はミュージカルが大キライだった(しかし、ロック調だが彼も歌うのである!)。
まあ、犯人は容易に想像がついてしまいますが、その後がハチャメチャで笑えます。とりあえずネタバレはしません。「人が死んだのに歌って踊ってもいいの?」そう思う人は見ない方がよろしいかも(笑。