Horror好きが行く!

怖いもの好きが書く映画・本・もろもろの記録

2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

マッドサイエンティスト?

家庭の医学書に載ってる病態の写真を何度も見てしまう変な子供だった私。もちろん病気も科学(化学)も数学も大キライなんだけど…科学史の闇が面白かったので、関連する番組、書籍について書いてみようかと。 もちろん実際に亡くなったり、被害に遭われた人…

シャッター・ラビリンス(2009年 スペイン)

オチも含め、どこかで見たな…的映画なんですけど(笑、観光地っぽくない島の風景とか、ヒロインが見る幻想的な悪夢とか、ただのパチモンとは片づけたくない作品でした。あと、どうしたって、自分に子供がいるか、いないかで受ける恐怖が違ってくる…と思う。 …

恐怖ノ黒洋館(2012年 カナダ)

面白かった『恐怖ノ黒電話』。同じ映画祭で公開されたつながりで、この題名をつけた配給会社の人はあざとい(とあえて言おう)。だって、期待しちゃうじゃないですか、黒電話と同クオリティを。が、全く何の関係もないオカルトホラー。というか、雰囲気映画…

妄想代理人(2004年 全13話)

TV

曲がった金属バットを持ち、金色のローラーブレードをはいた少年バット。少年はさまざまな人の前に現れ、追いつめられている彼らを救うためにバットを振るう… 妄想代理人 全6巻セット [マーケットプレイス DVDセット] 発売日: 2012/06/11 メディア: DVD この…

山岸凉子の怖すぎるマンガBest5

これも書きたいな~と思ってた記事。この人の絵はけっこう好き嫌い分かれると思うけど、話は一級品に怖いものばかり(短編ね)。個人的なベストだけど、世間的にも(?)代表作ではあると思います。 第5位 化野の…(あだしのの…) 家路を急いでいたはずの主…

青空文庫で読める怖い小説5

恐怖の概念は人それぞれなので、怖くないと言われちゃうと(笑、主観で選んでるのであしからず。題名通り青空文庫からなので古典ばかりです。 ①「歯車」 芥川竜之介 第二の僕、――独逸人の所謂(いわゆる) Doppel gaenger は仕合せにも僕自身に見えたことは…

獄門島(1977年 日本)

ご存知、金田一耕助(石坂浩二)が活躍する市川昆監督のシリーズ3作目。あらためて大原麗子は美しい(でも監督が好きなのは坂口良子なんだろう…)。意外に金田一がアクティブだったことに気づく。原作とは若干違う犯人。 獄門島[東宝DVD名作セレクション] …

殺人の告白(2012年 韓国)

パク・シフが連続殺人犯の役で話題になったサスペンス。良くも悪くも韓国映画らしい「やりすぎ感」満載。いちおうどんでん返しあり。 殺人の告白 [DVD] 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント 発売日: 2015/10/14 メディア: DVD …

ギャラクシー・オブ・テラー/恐怖の惑星(1981年 アメリカ)

ロジャー・コーマン監督(早い・うまい・安い…吉野家のような監督だそう)。まぁB級なのだろうと思って見たら、期待通りB級。が、これを見るより先に同じネタの『イベント・ホライゾン』(1997年)を見ていたため、なんとなく真相に気がついてしまった。とい…

最後にガツンとくる短編小説5

海外怪奇短編です。とくに短編はオチが重要ですよね… ①「恋人」(1952年) ダフネ・デュ・モーリア 映画館の案内嬢に恋した青年。ちょっと変わった彼女と一晩のデートを楽しんだが、その翌朝、新聞を開くと…… この短編集は他の話も粒揃いなのでオススメです…

ロスト・ボディ(2012年 スペイン)

正確にはサスペンス映画なんだけど、ラスト数分の大どんでん返しが面白かったので、オススメします。 ロスト・ボディ [DVD] 出版社/メーカー: 松竹 発売日: 2015/10/07 メディア: DVD この商品を含むブログを見る 夜間、遺体安置所から女性の遺体が消えた。…

ジワジワ怖い短編小説5

前から海外怪奇(短編)小説について書きたいと思ってたので、今後も小出しで紹介する予定。私自身、今も求めているので、「こんな怖いのあるよ~」と教えてくれると嬉しいです。昔の怪奇小説って、即物的な怖さはないんですけど、その分「ジワジワ」怖い。…

Solamente nero (1978年 イタリア)

英題”The bloodstained shadow” またも日本版未発売ですみません(自分が見たかったんで)。 アルジェント愛あふれるアントニオ・ビド監督。たしかに随所にアルジェント作品を彷彿とさせる場面あり(音楽もゴブリンそっくり…)。しかもヒロインは『サスペリ…

LA DAMA ROSSA UCCIDE SETTE VOLTE (1972年 イタリア)

英題は”Red Queen Kills Seven Times” DVD日本未発売。ブルーノ・ニコライの印象的なスコア、赤いマントの殺人鬼、ジャーロのわりにしっかりしたオチ…面白いんだけどなぁ。実はようつべで見たのでイタリア語での視聴(笑。もちろん、画面だけ見てるようなも…