怪奇大作戦 21~26話
いろいろあって、放送終了から結構経ってしまいましたが、最終話まで。
第21話 『美女と花粉』
今回はめずらしくマスコットガールさおりちゃんが大活躍。犯人に襲われる危機も! 話は…謎の物質(っ~か、題名で”花粉”ってバラしてる)を指先から吸収してしまうと、全身の皮膚呼吸ができなくなり、真っ黒に変色して死んでしまう…というビジュアル的には恐ろしいものでした。犯人の動機が切ないというか恐ろしいというか…
第22話 『果てしない暴走』
久々にSRIの車トータス号(っていう名前も初めて知った)が登場…と思ったら無軌道な若者(笑)に盗まれ、謎の赤いスポーツカーとのカーチェイスの末、事故で女性をはねてしまう…衝撃の展開。てっきり赤いスポーツカーの運転手と同乗している女性歌手が犯人かと思っていたら…排気ガスに秘密があるんですけど、真犯人が捕まっても…なんかモヤモヤする終わり方
超乗りにくそうな車トータス号
第23話 『呪いの壺』
京都が舞台。壺をのぞきこんだ老人の目がいきなり真っ白になって死んでしまうショッキングな幕開け。壺を見て神経が焼かれて死ぬという連続死事件の背後に壺を売る古美術商が。肺病の青年が明かす犯行の動機と壺の謎…っ~か、そんな危険な物質が地面に眠ってるなんて…あるか、あるかも。
第24話 『狂鬼人間』(欠番)
放送禁止となった回。DVDにも収録されてないので、現在見ることはできません。殺人を犯しても心神喪失状態であれば処罰されない…例の刑法39条に問題提起している内容のようですが…表現とかも現在放送するには引っかかってしまうんでしょうね。見てみたかったです。詳しくはこちらのまとめページへ。
第25話 『京都買います』
ふたたび京都が舞台。仏像が次々盗まれる事件、裏にはある目的を持った団体が…で、仏像を愛する謎めいた女性に牧がすっかりまいってしまう(笑。典型的な理系人間だと思ってた牧がフツーの恋する青年になってしまってます。はたして当の彼女は…?
第26話 『ゆきおんな』
最終話…って、まだまだ続きそうな感じだよ。視聴率はそこそこだったけど、スポンサーが要求するレベルが高く(?)、1クールで打ち切りと相成ったらしい。
とある女性が命を狙われるんだけど、危機に瀕した時、母である(?)雪女が現れ、守ってくれた…という話(←ざっくりすぎる)。一応最後だけあって、SRIメンバー全員登場します。
1~26話までで、個人的にオススメなのは『恐怖の電話』『死神の子守唄』『青い血の女』『霧の童話』『かまいたち』『美女と花粉』かな。でも、どれも昭和40年代の作品としてはクオリティー高く、特撮もよくできてると思います。