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Horror好きが行く!

怖いもの好きが書く映画・本・もろもろの記録

恐怖ノ黒電話(2011年 イギリス)

映画

久々のヒット! 面白かった。過去の相手と電話がつながるようになってしまった主人公が、そのガイキチ女性に追い詰められていくサスペンスです(最後まで書いてますが、予備知識なしで見るのがオススメ)。 

恐怖ノ黒電話 [DVD]

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主人公メアリーは暴力的な夫と離婚調停中。古びたアパートにわんこと越してきます。外国のアパートって家具付きが多いらしいけど、古い黒電話(平成生まれの子にはかけ方もわからんだろ~な~)があって、ジリジリジリ…とかかってくる。出てみると、「ボビーはいないの? あなた誰?」。間違いですよ~って何度も言ってるのに頻繁にかかってくる。根負けしてメアリーが話を聞いてしまうと、ローズという女性はどうやら恋人のボビーから酷い扱いを受けているようローズは驚いたことに1979年のアパートの同じ部屋からかけているという。半信半疑で聞いていたメアリー。ボビーのことで泣く彼女に自分が重なったのか、メアリーは「(夫を)離婚するだけじゃなくて、始末してやればよかった…」とつい愚痴ってしまったのが運の尽き。なんとローズはその言葉を真に受けてボビーを始末しパントリー(食料庫)の壁に埋めたと……

 

他所の感想にもあったんですけど、メアリーはちょっとマヌケです。なんで変な電話に出続けるのかな~とか、ダンナに接近されたくなきゃドア開けるなよ~とか、ツッコミどころは多々あり。でも彼女の行動がないと話が進まなかったりするので、目をつぶりましょう。

(以下ネタバレその① ラスト手前まで)

  

 

この後、ローズはメアリーに執着し、ローズのことを知る管理人を殺し、メアリーの新しいボーイフレンドも少年時代に殺してしまう(パントリーの壁を壊すと、3人見事に埋められてた!)。

ローズの凶行は全て過去で行われるためメアリーには何も手出しできない。ついには幼少のメアリーを家に引き込み、大火傷を負わせる。電話の向こうで苦しむ少女メアリーと、大人メアリーの全身にどんどん火傷跡ができていくシーンは見もの。

メアリーは過去にボーリング場で大火災が起こったことを調べ、ローズを言いくるめて行かせるようにしたのですが失敗(バスに乗り遅れたとか…もしかしたらメアリーの考えを察知してたのかも)。

怒ったローズは、目の前に少女メアリーを引っぱってくる。電話の向こうで過去の自分が危機にさらされているのを察知したメアリーは必死で幼い自分に逃げるよう呼びかけるのだが現在の自分の部屋にもナイフ(ナタ?)を持ったローズがドアを叩き割って入ってこようとしていた

(以下ネタバレその② ラストまで)

 

 

傷を負いながらも部屋の奥へ逃げ込むメアリー(黒電話を持ちながら)。電話で過去の自分に武器を持って抵抗するよう呼びかけます。現在のローズが踏み込んできた…やられる!……と思ったら静かになり、ローズの姿もなかった。電話の向こうで幼い自分がローズを刺したらしい。泣きじゃくりながら、「おばさんが息をしていない」…と。傷だらけ、血だらけだったメアリーも何事もなかったかのように無事

数時間(数日?)後、部屋に夫が訪ねてくる(←で、なぜ入れる?)。あんのじょう、殴られるメアリー。思わず手のひらを見ると切り傷が浮かび上がってくる。そう、過去のメアリーがローズを鏡の破片で刺したのですが自分もケガをしたんですね。その傷跡を見ながら、少女の自分の「なぜわたしにやらせるの?」の泣き声がよみがえり…。メアリーは夫に「帰ってでないと……」

次の場面で、パントリーの壁にセメントを塗ってレンガを積みなおしているメアリーが。描いてはいないけど、夫もそこに埋めちゃったのね~ってバッドエンディング。

 

こういうタイムパラドクスものって好きだわ、やっぱ。過去が変わると現在も変わっていくパターン。ホラーじゃないし、韓国ドラマなんですけど、『ナイン』もタイムパラドクスの描き方が秀逸なのでオススメします。 

ナイン ~9回の時間旅行~ DVD-SET1

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