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Horror好きが行く!

怖いもの好きが書く映画・本・もろもろの記録

アリス・スウィート・アリス(1976年 アメリカ)

こちらはずっと見てみたかった作品。じつは英語のみで見たんですけど、ネットの情報で補完して、内容は理解できました。

イタリアのジャーロっぽい雰囲気に満ちてますがちゃんとした結末(ただしショッキング)を迎えますのでご安心を。

アリス・スウィート・アリス [DVD]

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アリスは12歳母キャサリン10歳の妹カレンの三人暮らし。素直でかわいいカレンに比べて、アリスは口を開けば悪態ばかりの憎たらしい感じです。まあ、そうなってしまうのも母親や周囲が妹ばかりかわいがると思っているから? 教会での聖餅式も自分は参加できなくて、妹がおしゃれして、きれいなベールをつけて出ることに。…ついつい、妹の人形を隠したり、廃墟に閉じ込めようとしたり…いじわるをします。 

f:id:yukiyamama:20150410142639p:plain 妹カレン(ブルック・シールズ 当時12歳です)

f:id:yukiyamama:20150410142702j:plain 姉アリス(ポーラ・シェパード 当時19歳!童顔)

ところが、その聖餅式の最中、みんなに遅れて入場してきたのはアリス。カレンは黄色いレインコートを着てパーティ用のお面を被った謎の殺人鬼に殺されていたのだった

f:id:yukiyamama:20150410142712j:plain この半透明のお面がなかなかに不気味

レインコートの少女(?)。じつはアリスは常々この扮装で神父トム家政婦トレドーニさんや妹を脅かしていたのです。黄色いレインコートはどうやら教会内の学校が指定している制服とセットのもので、子供たちはみんな持っているよう(こちらの小学校の帽子みたいなものでしょうか)。

警察はアリスが妹を憎んでいたことや殺された控え室から直後に出てきたことなどから彼女の関与を疑う。カレンの葬式に別れた夫ドミニクが現れ泣きつくキャサリン。…ちょっとこの二人の関係別れたのにまんざらでもない感じでよくわかりませんでした(途中キスしちゃうしね)。

アリス以外にも思いっきり怪しいやつが登場します。アリスの家(アパートです)の階下の住人アルフォンゾ猫好きのおデブさんです

f:id:yukiyamama:20150410142946j:plain 股の辺りに広がってるシミがリアルに気持ち悪い…

そんな中、キャサリンが心配で住みついてた伯母アニー。アリスに疑惑の目を向けていたからか…階段で突然レインコートの少女に襲われます。 

f:id:yukiyamama:20150410142958j:plain 足をグサッ…ア痛タタ!アニー伯母さん、キャラ立ってます

入院したアニーは警察の聴取に「襲ったのはアリス」と言うが、アリスは「カレンがいる。カレンがやった」と主張。嘘発見器の取調べ(?)でも嘘ではないと出る。アリスは精神的に問題があるとして、矯正院(のようなところ?)に入れられてしまう。一方、ドミニクは電話で呼び出され、滝のそばで待っていると、アリスらしきレインコートの少女を見かける。追いかけて廃墟へと入っていくドミニクは突如、少女に刃物で襲われるが…命の危機を前に少女は不気味な仮面を取って顔を見せた!

 

このレインコートの少女のイメージ、監督自らも認めておりますが、ニコラス・ローグ監督の『赤い影』に出てくる赤いレインコートの少女に影響されたそうです。が、あちらの唐突なわけのわからない終わり方(でも印象的な良作です)に比べたら、この作品の方がちゃんと合理的な解決となってます。教会の礼拝でのある人物の予想外な最期意味深なアリスの笑顔が不気味な余韻を残すラストシーンでした。 

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