Horror好きが行く!

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イレイザーヘッド(1977年 アメリカ)

デヴィッド・リンチ初監督作、かつカルト映画の代表的作品。あらためて見ても…やっぱヘンテコだった。まだ見たことがないなら、一度は見ておくことをオススメします。ただし、モノクロとはいえ、気持ち悪い場面多数。あと妊婦さんは見ない方がよいですね。 

イレイザーヘッド 完全版<ニュープリント・スクイーズ> [DVD]

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文字で書くと、そんなに変な話ではないんです

主人公ヘンリーは印刷工。ある日恋人メアリーの家へ呼ばれると、自分の子を出産したことを知らされる。二人は結婚し、一緒に暮らしはじめるが、赤ん坊の泣き声で眠れないとメアリーは実家に帰ってしまう

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メアリーの辛気臭い感じが妙にヘンリーとお似合い…

一人孤独に赤ん坊の世話を続けるヘンリーだったが、奇怪な鳴き声と姿に耐えられず、次第に現実逃避するかのように夢想することが増えていく赤ん坊は病気になったのかさらに醜悪な姿に。一夜を過ごした隣家の娼婦にさげすむような目で見られた瞬間、何かが切れたヘンリーはハサミを手にすると赤ん坊に近づいていく……。

  

以前見たときはVHSで、画質もあまり良くなく、かつ赤ん坊のインパクトがすごくて、細部まで覚えてなかったのが今回よくわかりました(笑。冒頭のヘンリーの悪夢よりメアリーの家族がすごかった!特にお母さん!…娘が妊娠させられて、ヘンリーに結婚しろと詰め寄るのはわかるのだけど…この場面、誰もがドン引きするはず(笑。夕餉の鶏肉(?)も気持ち悪いお母さんひっくり返るかと思ったよ

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鶏肉…レアすぎるだろ?! カラーだったら吐きそうな場面

 

そしてすでに生まれていた赤ん坊。未熟児だったと言うけれどそういう問題じゃないよね???  みゃーみゃーよく泣く。なんだか酷い病気になってボツボツが…。

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というわけで、ヘンリーの夢も現実も悪夢みたい。突然妙な場面がはじまるので、もはや夢か現実か見分けがつかなくなってくる。というか、この映画全てが嫌な悪夢として見るものなのでしょう。夢想の中、コブつき少女に抱き寄せられ、闇は白んでいき…終わる。これはヘンリーが恐ろしい現実赤ん坊を殺してしまったことから狂気の世界へ逃げ込んだともいえるんですね。あらためて見て、ようやく理解しました。

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撮影自体はカリフォルニアらしいけど、東欧の国っぽい感じに撮られている

f:id:yukiyamama:20160509132430j:plain f:id:yukiyamama:20160509132444p:plain 首がもげた!

ヘンリーを癒すコブ少女