下宿人(1927年 イギリス)
モノクロ&サイレント。さすがにこんな古い映画ははじめて見ました~。しかしもかかしもヒッチコック(意味不明)。わかっててもハラハラさせる場面が多々あり、面白かった。 なにげに90分ありますので、人によっては途中で眠くなる???
サイレント映画…というのは要はセリフが画面にわざわざ字体で時折さしはさまれるという感じです。そう、全部が全部字にしてくれるわけではないので、あとは口をパクパクさせてる役者さんの動きや表情を見ながらなんとなく頭の中でセリフを補完していく作業が必要(笑。私が見たのはなぜか女性が襲われる際の悲鳴と男のコツコツという靴音、あとサスペンスを盛り上げる音楽は入っていました。後入れなのかしらん?
毎週火曜の夜に金髪女性が殺される。すでに犠牲者は7人目で、目撃したオバちゃんの話によれば、背の高い、スカーフで顔を半分かくした男だったとのこと。
とある下宿。娘デイジーはモデル(?)で、ジョーという刑事の恋人がいる。ある夜、下宿を訪ねてきた背の高い、顔を半分覆った男。空いている部屋を借りたいと、1か月分もの前金をはずむ。しかし部屋に飾られていた金髪女性の絵を撤去しろと言ったり、大切なカバンを鍵をかけてしまっていたり…まぁ、いかにも怪しいわけですよ。しかし、デイジーはあっけらかんとした娘で、だんだん彼と親しくなっていく。おかみさん(デイジーの母)は心配。なぜなら先日犠牲者が出た火曜の夜中、あの下宿人が外出するのを見たから…
うん、予想のつく、サスペンスです。だから探し出して、借りてでも見ろ!ってほどオススメしません(笑。もしTVでやってて、時間もあったら、見てみて下さい。