Horror好きが行く!

怖いもの好きが書く映画・本・もろもろの記録

「怖い絵」展

妹に誘われてて、HP見たら、やっぱ行きたいな~と思った次第。中野京子さんの著書はもちろんいくつか読んでて、不気味な絵も好きだし、楽しみになってきた~。東京でやるのは10月~ですが…混みそうだな。平日に行くから…いくらかマシだとは思うけど。

「怖い絵」展 | オフィシャルホームページ 見どころやチケット情報など 2017年 兵庫県立美術館・上野の森美術館にて開催

中野京子さんは新しい切り口で絵画への入口を開いた人だと思う。なんでもない絵も、その詳しい歴史的背景とか、画家自身の当時の心境とか教えてもらえると、印象が変わってくるというか…。とにかく、絵を見るのが面白くなります。  

怖い絵 (角川文庫)

怖い絵 (角川文庫)

 

この辺りなんか、文庫で安価で手に入ると思うので、興味を持った方、是非是非。

ロスト・バケーション(2016年 アメリカ)

サーファー女子VS巨大ザメ。ひさびさに見た、素晴らしいサバイバル映画86分という短さもよかった! 

主人公ナンシーブラジルのいわゆる穴場海岸へ一人やってきた。序盤で一緒に来るはずだった女友達はホテルで二日酔いでつぶれてるとかお母さんの死を引きずり医学部を辞めようとしていることとか、いろいろ描かれはしますが、映画の大半は巨大サメに狙われたナンシーの孤独な戦いです。この医学部だったというバックボーンが効いてて、序盤でサメにももを思いきり噛みつかれますが自分でアクセサリーで傷口をふさぎます(見てても非常に痛い!)。途中何人か助けが登場しますが、みんなサメに食われちゃう(笑。

これは…変な紹介読むよりも(笑、実際見た方が面白いです。『ジョーズ』よりすごいかも。だって女子一人で戦ったんだよ。ナンシー役のブレイク・ライブリーほぼ一人芝居。すばらしい。

※予告(きれいな海岸なんだけどね~)

www.youtube.com

22年目の告白…これって

たまたま映画館でチラシを見て、アレ?って思ったら、やはりのやはり韓国映画『殺人の告白』のリメイクらしい

wwws.warnerbros.co.jp

ま、韓国と日本というバックボーンの違いもありラストは違うようですが殺人鬼が藤原竜也という時点でパク・シフと似たものを感じる(笑。演技派ですよ2人とも。好きですし(俳優として)。

ちなみに『殺人の告白』については思いっきりネタバレで私書きました。宣伝じゃないけど、よければどうぞ(笑。知らない方が面白いはずですが。 

yukiyamama.hatenablog.com

イット・フォローズ(2014年 アメリカ)

満を持し(by妖怪ウォッチ)、ようやく見れたよ! 性行為によって”それ”は移る”それ”は何処に逃げても必ず追ってくる”それ”に捕まったら必ず死ぬ”それ”から逃れるには誰かと性行為をして”それ”を移すしかないドン詰まりの青春?

イット・フォローズ [DVD]

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主人公ジェイボーイフレンドとエッチして、まどろんでいたら、突然彼氏のヒューにクロロフォルムを嗅がされ、気絶。目覚めると車椅子に縛り付けられて、上記の「お約束」を説明されたのだ

で警察沙汰にはなりますが、ヒューは偽名だったし、ジェイも合意の上でエッチしたもので、性病を移されたわけでもないし、ま~かわいそうにねって親とか友人に言われるくらい。ただヒューの言う通りマッ裸の女性がゆっくり歩いてこちらへ近づいてくるのを見たのはたしかだった

学校に復帰した授業中、ふと窓の外を見たジェイは学校の中庭を病衣姿のおばあちゃんがこちらへ歩いてくるのを見かけ、思わず教室を出る。廊下で談笑する女子二人は脇を通り過ぎる変な婆さんの存在には全く気づいていない様子私にだけ見えてるの?

ケリー、幼馴染ポールヤラ、隣人グレッグ(同級生っぽい)の協力を得て、ジェイはヒューの正体を探り当て彼の家を訪ねるが……

(以下ネタバレも含めた感想)

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チャイルド・プレイ シリーズ

「ハーイ、僕チャッキー」…グッドガイ(笑)人形に殺人鬼の魂が乗り移りアンディ少年の身体を付け狙うお話。1作目はなかなかに怖いぞ。

チャイルド・プレイ(1988年 アメリカ) 

チャイルド・プレイ [DVD]

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湖畔の殺人鬼チャールズ・リー・レイは刑事マイクに撃たれ、瀕死の中、逃げ込んだオモチャ屋にあったグッドガイ人形にブードゥの秘術(出た!)を使って自らの魂を移す。その後、その人形は貧しいシングルマザー カレンが怪しい浮浪者から安値で買取り、アンディ少年の元に。人形チャッキーはカレンの親友マギーを窓から突き落として殺し、裏切った相棒エディも…。チャッキーの仕業だと言うアンディは精神病院に収容されてしまう。疲れきったカレンが家に戻り、チャッキーの入っていた箱をふと見ると、添付の乾電池が使われないまま入っていた。恐る恐るチャッキーの背中を開けて確認すると……電池が入っていなかった!*しゃべる人形なんですわ

1作目は、思いのほか真っ当なホラー。アンディ少年がかわいらしくて、思わずハラハラドキドキで見てしまう。あらためて見て、チャッキーがターミネーター並みにしぶといのに驚いた

チャイルド・プレイ2(1990年 アメリカ) 

前回焼き殺し心臓を打ち抜いたはずのチャッキー。グッドガイ人形の製造元であるオモチャ会社が嫌な噂を打ち消すため、バラバラにされたチャッキーを復元。…するとなぜかチャールズ(殺人鬼)復活(笑。ふたたびアンディ少年の身体を乗っ取ろうと居場所を探す。母親は精神病院に収容され、アンディは里子に出されていた

同じ里子の年上お姉さんカイルと協力しチャッキーと戦うアンディ。ラストのグッドガイ人形製造工場でのチャッキーの最期がグロイ(とうちの息子の感想)。

続編でもチャッキーの仕業だと言っても信じてもらえないアンディ少年8歳同じ子役の子なんだね。正統派続編。チャッキーの表情が豊かになった気がする

チャイルド・プレイ3(1991年 アメリカ) 

なぜかいきなり8年後(笑。アンディも16歳。里親の元を転々としてきた悲しい過去。陸軍兵学校へ入学。ところがそこへまたもよみがえったチャッキーが(笑。今度はアンディの同期生だけど少年兵タイラーの身体を狙います

軍学校らしい、上級生の理不尽なシゴキ(いじめ?)の中アンディはタイラーを助けることができるのか? 正直そんなにハラハラしませんが、軍学校だけに武器には困らない。前作までの家庭にある何気ない物が武器になってる方がドキドキしたなぁ

あ、でもホワイトハースト君の捨て身の行動にはちょっと感動。今回は親密になった(笑)クリスティンと一緒にタイラーを救おうと戦うアンディ。ラストが遊園地のお化け屋敷が舞台ってのはいいです。警察に事情を聞かれ、連行されるアンディを心配するクリスティンに「大丈夫、慣れてるからね」……気の毒(苦笑。

 

バラバラになったチャッキー…しかし4作目チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁』で、復活する模様(笑。しかも恋人ティファニーまでできるんだね。もう完全に主役にシフトしてますね。なんと最後(?)の『チャイルド・プレイ/誕生の秘密』でアンディ出てくるようです。ちょっとそれは見てみたいな